インド古典舞踊サークル

インド・ニューデリーとグルガオンで活動している、バラタナティヤムとカタックのサークルです。

Ganesa Natyalaya40周年記念公演

Ganesa Natyalaya創立40周年記念公演に行ってきました。会場は、発表会でおなじみのカマニ・オーディトリアム。


ロビーには、華やかなランゴーリとともに、グルジーの来歴や功績をたたえる写真やパネルが展示されていました。

 

10時半に客席に入ると、すでにラマ先生によるお話が始まっていて、開会式のようでした。



開会のお祈りの後、グルジーをたたえる群舞がありました。ダクシャナをはじめ、いつも学校でお見かけするシニアの方々10名から始まり、やがて増えて華やかなエンディング。


この後、グルジーについてのショートフィルムが上映されました。

以前制作されたドキュメンタリーJourney towards inner questをベースに、Ganesa Natyalaya設立の様子や数々の受勲が紹介されました。グルジー、なんと5歳でバラタナティヤムを始め、12歳でアランゲトラムを行ったそうです。チェンナイで数々の舞台に出演していながら、16歳でインド高等行政官(IAS)と結婚、ビハールに駐在することになり、しばらく舞台からは遠ざかったものの、このとき近所の少女たちに教え始めたことから、グルとしての人生を歩み始めたそうです。1973年、ご主人がデリー赴任になるとともに、再びバラタナティヤムの舞台に立つようになり、1974年にGanesa Natyalayaを開校したとのことでした。

このあとで、いよいよ記念公演が始まりました。
こちらは生演奏とともに。グルジーも音楽に参加です。


はじめの演目はナタラージ。次にダクシャナは、クリシュナについて文献をまとめている人が、どうしたらクリシュナが一度に1000人のゴピたちと踊れたのか、と考えるお話。書物を書いている人と、劇中劇のようなクリシュナの様子とを演じ分けていました。

三人で踊ったのは、ゴピたちがクリシュナを川や森に誘い出す演目。
タニヤさんは先日とは一転、力強い男性的な踊りを披露。

クリシュナの踊りが多かったですね。
ネハさんは後方のセリからはじまるダイナミックな踊りでした。

子供を守るために戦うドゥルガを踊ったのが、女装した男性だったのはビックリしました(笑)

最後に、Vande Mataramでフィナーレとなり、昼の部の閉会式が行われました。

ラマ先生がサプライズでグルジーに花束とショールのプレゼントをしたようで、グルジーが少し照れたお顔でとっても嬉しそうにしていました。

夜の部は、世界でご活躍のお弟子さん達が一同に集結!見に行けなくて残念です…

なでしこの面々も、ちゃんとサリー着て行きましたよ♪うふっ


by SS