インド古典舞踊サークル

インド・ニューデリーとグルガオンで活動している、バラタナティヤムとカタックのサークルです。

The Annual Day 2015密着ドキュメント!(1)

4/19(日)に行われた今年の発表会。なでしこバラタからは、通常の火曜金曜クラス8名+土曜クラス1名の計9名が、Kalyani Jatiswaramの演目で参加しました。

4月に入ってから、火曜&金曜+土曜の練習。一緒に踊るのは、子供(といっても10代な感じ?)4名と、火曜金曜クラスをともに受けているラディカとスダ。のはずが、いつの間にか、子供3名+アヌパマになっていたりして(笑)最終的には、インド人の子供3名、大人3名、日本人9名の計15名で踊りました。

当日は、正午12時に会場入り。例年と違う、Delhi Tamil Sangamが舞台。楽屋は建物最上階。階段の上り下りは大変だったけれど、風通しのいい楽屋でした。

全員、舞台稽古に供えて動ける格好+メイク後に着替えるため前開きのトップスに、ほぼスッピン、髪は真ん中分けで集合。

ダクシナは、来るなり全員に髪を三つ編みにするよう指示を出し、私たち日本人グループの髪型にとりかかりました。

今回一番ドキドキしたのが、一ヶ月前に参加を決めたようこちゃん。ショートカットなんですね〜。でも、「大丈夫!」とダクシナ。メイク担当の、通称「ピノキオのおじさん」と相談して、後頭部に小さい三つ編みを3本つくり、それを軸として、付け毛を付けていく方法を考え出しました。相当がっつり付いていたようです。

ダクシナひとりで9人の頭をやるのは大変なのではないかと心配していたのですが、「日本人は直毛だから付け毛が滑りやすい」とのこと。「日本人、中国人、タイ人は、とてもきれいな髪なんだけど、まっすぐすぎる。インド人はけっこう縮れ毛なのよ」と。なので、それがわかってる人がやらないと、付け毛が抜けるのだそうです。へぇ〜…と感心しつつ、発表会前はみんなリンスしないでって言えばいいのでは、と思ったり(笑)

ある程度の長さがある場合は、地毛の三つ編みに、付け毛の三つ編みを編み込んでいくことができるのですが、意外なことに、そこまでの長さはなく、かといってショートでもない髪に、苦戦していました。

三つ編みが結えたら、次は、メイク。これは、メイク専門のおじさまたち6名のうち、手の空いてる人にどんどんやってもらいます。が、今年は、日本人担当が決まってましたね(笑)ええ、相変わらず、日本人はこめかみ近くまでアイラインを入れ、鼻の両側にシャドウを入れ…ははは…

それから、衣装を着て、アクセサリーを付けたら、仕上げにアルタを塗ります。

アルタというのは、赤い塗料のことで、手は、指の第一関節から指先、足は指の付け根から指先を真っ赤に塗り、手のひらと足の甲に丸を描きます。演目や演出によって多少塗り方が異なりますが、私たちはこれが基本。これにより、手や足の動きがよりはっきりと美しく見えるのだとか。わいわい言いながらこれを各自で塗り塗りします。


支度を終えた後、出番までの間に撮る集合写真もお楽しみ!今年もいろいろ遊びましたヨ♪











…ん?ほっぺにおててはバラタナティヤムのポーズかって?ふふ、これは、いま流行りの「ひさよポーズ」であります。ふふふ


<The Annual Day 2015密着ドキュメント!(2)へ続く…>

by SS