インド古典舞踊サークル

インド・ニューデリーとグルガオンで活動している、バラタナティヤムとカタックのサークルです。

11月15日 G.N.レッスン日記

なでしこバラタの皆さま

お疲れ様です!
昨日、11月15日のレッスンの課題のひとつは
Tirmanam Adavu (ティルマーナ・アダヴ)でした。

 Di-Di-Tei        ...0 beat
 Tei- Di-Di-Tei      ...1 beat
 Tei-Tei- Di-Di-Tei   ...2 beat
 Tei-Tei-Tei- Di-Di-Tei ...3 beat

のSollukattu(かけ声)でやったやつです。

Adavuにも沢山の種類がありますが、Tirmanamティルマーナは、踊りの結びのステップとして必ず出てくるもので、今後、稽古の中でよく耳にされる名前になると思います。

ところで、クラスでは、いくつかのバリエーションで練習しましたが、カタカムカハ(親指に人指指・中指を集め薬指と小指を立てたムドラ)を天から地におろす(地でのムドラは、アラパドマ=5本の指をばらばらに広げた)ものが、どちらの足を出し、どちらの手を上げるか混乱する・・・とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

例えば、図形を描くイメージで考えてみてはどうでしょうか?
始まり・Tei とステップを打つところの、アラマンディ(中腰)で両手を拡げたポーズを、立方体の中心で、十字をきった形、そしてDi-Di-Tei では対角にきれいなラインをひく・・・というように。
きれいなラインをひかなくてはならないので、肘も膝もしっかり伸ばしたところからスタートしなくてはなりません。

そして、動きの大きなDi-Di-Tei に気を取られて、Teiとステップを打つところがおろそかになりがちですが、そこを丁寧に正しく行うことで、美しいDi-Di-Tei が生まれる・・・と思います。
あと、動かさないほうの腕は、動かさないこと!が大切です。

僭越ながら。

では、また!
藤原