インド古典舞踊サークル

インド・ニューデリーとグルガオンで活動している、バラタナティヤムとカタックのサークルです。

The Annual Day 2015密着ドキュメント!(2)

身支度の間に、「1時になったら、全員下に行ってランチをもらってくること!」と連絡がありました。


行ってみたら、例年のランチボックスではなく、プレートに盛りつけられたターリー???どうやら今日はタミルサンガムのイベントが午前中にあったらしく、その振る舞いのお相伴にあずかった形???

上段左のカレーがおいしかったです。上段中央はデザートのライスプリン。上段右はヨーグルトライス。下はビリヤニ??とにかく、米と芋。炭水化物。糖分。エネルギー。動けまっせ!というか、動かないと脂肪になりまっせ!

また、途中で、「Jatiswaramグループ!」と呼ばれ、舞台稽古もありました。支度できてる人も、まだの人も、全員慌てて舞台袖集合。とりあえず、各自で立ち位置を確認しながら一回通し…そのまま終わっちゃいました(^^;あれれ(笑)みんないい距離感で位置につけていたということでしょうか。

しかし、カマニよりも一回り小さい舞台で、稽古場と同じぐらい。隣の人と手があたる距離だということがわかって、緊張しました。


夕方には、ポテチとバナナとランチボックスも配られました。

なんだかんだ支度が終わって、楽しく集合写真を撮り、気がついてみればもう夕方5時半。開演まで30分!!

楽屋で、席に配布する資料のホチキス止めをしていたお母さんたちがいて、ちょいと覗いてみた感じでは、私たちの出番は3番でした。(相変わらず当日までわからない)

全員、支度ができたらACルームに移動!と言われ、舞台裏からつながっている控え室へ移動。窓を開け放して、ファンがブンブン回っていた楽屋とは逆に、ガンガンにエアコンが効いていて、寒いくらい。

行く途中で、グルジーに会い、グングルのプラナームをしました。

グングルというのは、足首に付ける鈴のことで、この鈴を付けるには、必ず、グルジーにグングルを渡し、プラナーム(お祈り)をしてから、グングルを授からなければなりません。グルジーはいっぺんに4つほどのグングルを受け取り、私たちは人が行き来する階段下でわらわらとプラナームをし、慌ただしい儀式となりました(笑)

控え室では、舞台の音もなにも聞こえず、時計もない部屋で、みんなでじりじりして出番を待ちました。同室には、10代の女の子達。全部で9つの演目があったのですが、お互い相手の出番がよくわかっておらず、控え室の扉が開くごとに、全員一斉に振りかえるような緊張感でした。

呼び出し係のお姉さんに「Jatiswaram!」と呼ばれて、15人確認して、舞台袖へ…

前の演目を袖から見つつ、緊張の待機…

私たちの次の演目が出番であるダクシナも早めに降りてきてくれて、笑顔でがんばって!のポーズで応援してくれました!

いよいよ、前の演目が終わり…暗転…Kalyani Jatiswaramの曲名に続き、ひとりずつ参加者の名前が読み上げられ…

いざ…

…と思ったところで、音楽が鳴らなくて、司会のラマ先生が「Music, please?」と声をかける一幕もありましたが(笑)

演奏は、練習でも使っていた録音。何回も聞き慣れた音に合わせて、踊りが始まりました。

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by SS

The Annual Day 2015密着ドキュメント!(1)

4/19(日)に行われた今年の発表会。なでしこバラタからは、通常の火曜金曜クラス8名+土曜クラス1名の計9名が、Kalyani Jatiswaramの演目で参加しました。

4月に入ってから、火曜&金曜+土曜の練習。一緒に踊るのは、子供(といっても10代な感じ?)4名と、火曜金曜クラスをともに受けているラディカとスダ。のはずが、いつの間にか、子供3名+アヌパマになっていたりして(笑)最終的には、インド人の子供3名、大人3名、日本人9名の計15名で踊りました。

当日は、正午12時に会場入り。例年と違う、Delhi Tamil Sangamが舞台。楽屋は建物最上階。階段の上り下りは大変だったけれど、風通しのいい楽屋でした。

全員、舞台稽古に供えて動ける格好+メイク後に着替えるため前開きのトップスに、ほぼスッピン、髪は真ん中分けで集合。

ダクシナは、来るなり全員に髪を三つ編みにするよう指示を出し、私たち日本人グループの髪型にとりかかりました。

今回一番ドキドキしたのが、一ヶ月前に参加を決めたようこちゃん。ショートカットなんですね〜。でも、「大丈夫!」とダクシナ。メイク担当の、通称「ピノキオのおじさん」と相談して、後頭部に小さい三つ編みを3本つくり、それを軸として、付け毛を付けていく方法を考え出しました。相当がっつり付いていたようです。

ダクシナひとりで9人の頭をやるのは大変なのではないかと心配していたのですが、「日本人は直毛だから付け毛が滑りやすい」とのこと。「日本人、中国人、タイ人は、とてもきれいな髪なんだけど、まっすぐすぎる。インド人はけっこう縮れ毛なのよ」と。なので、それがわかってる人がやらないと、付け毛が抜けるのだそうです。へぇ〜…と感心しつつ、発表会前はみんなリンスしないでって言えばいいのでは、と思ったり(笑)

ある程度の長さがある場合は、地毛の三つ編みに、付け毛の三つ編みを編み込んでいくことができるのですが、意外なことに、そこまでの長さはなく、かといってショートでもない髪に、苦戦していました。

三つ編みが結えたら、次は、メイク。これは、メイク専門のおじさまたち6名のうち、手の空いてる人にどんどんやってもらいます。が、今年は、日本人担当が決まってましたね(笑)ええ、相変わらず、日本人はこめかみ近くまでアイラインを入れ、鼻の両側にシャドウを入れ…ははは…

それから、衣装を着て、アクセサリーを付けたら、仕上げにアルタを塗ります。

アルタというのは、赤い塗料のことで、手は、指の第一関節から指先、足は指の付け根から指先を真っ赤に塗り、手のひらと足の甲に丸を描きます。演目や演出によって多少塗り方が異なりますが、私たちはこれが基本。これにより、手や足の動きがよりはっきりと美しく見えるのだとか。わいわい言いながらこれを各自で塗り塗りします。


支度を終えた後、出番までの間に撮る集合写真もお楽しみ!今年もいろいろ遊びましたヨ♪











…ん?ほっぺにおててはバラタナティヤムのポーズかって?ふふ、これは、いま流行りの「ひさよポーズ」であります。ふふふ


<The Annual Day 2015密着ドキュメント!(2)へ続く…>

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発表会無事終了!

無事に発表会終了しました!

日程変更、会場変更に加え、衣装が前日まで上がってこないというハプニングがあり、ドキドキハラハラで当日を迎えましたが、事前に厄落としが済んでいたのか(笑)、全員無事に舞台に立つことができました。

課題のフォーメーションも、予想外に狭い舞台ながら、きれいに移動できたと思います!

追々、追加写真をアップしたいと思います。
ひとまず、支度部屋にてなでしこ一同の写真だけアップ!

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Annual Day 19 Apr@Delhi Tamil Sangam

発表会の詳細のお知らせです:
【日時】4月19日(日) 夕方6時より
【会場】Delhi Tamil Sangam (Sector V, RK Puram) http://www.delhitamilsangam.in/

日程も二転三転しましたが、会場もカマニじゃないってことを今日知りました…あはは…
練習は、いよいよ最後の追い込み、火曜と金曜に加え、土曜日も10時集合です。
「全く新しいKalyani Jatiswaramを作るのよ!」とダクシナが宣言していたとおり、凝ったフォーメーションで、グループごとに踊りが異なり…泣きそうです(T△T)
なでしこバラタ一同、がんばります!!

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OGご訪問!

今日の練習にはなんと、なでしこバラタの第1期生にして名付け親である伊藤さんがお越しくださいました!

インド旅行中に立ち寄ってくださった伊藤さん、第1期が発表会で出たときのお写真や練習の際の集合写真をお持ちくださり、グルジーはそれはそれは大喜びでした。


OGのみなさま、デリーへお越しの際には、ぜひお立ち寄りください!
火曜&金曜、午前10-11時、Ganesa Natyalayaで現役なでしこバラタ一同お待ちしております

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発表会準備

踊りの振り付けは終わり、仕上げの微調整が進んでいます。一回覚えた物を、少し変更されるだけでアップアップになってしまうのですが(^^;、みんな頑張ってます!

踊り以外の準備も、着々と進んでいます。

衣装は、南インドのサリー生地を購入してテーラーに縫ってもらいます。

私たちの衣装は基本的に、グリーンもしくはピンクです。ところが、これが毎年同じ色味があるとは限らないのが、インド。毎年毎年、INAまたはサロジニのサリー生地屋さんに先輩の衣装を見せて「同じ生地が欲しい」と言うのですが、若干違う色合いのものが出てきたり、いい色でも人数分足りなかったり…一律、揃うということはまずない、インドです。

生地が買えたら、今度はテーラーに採寸に来てもらいます。学校に来てもらって、まとめて採寸、注文することが多いです。今年は老舗の若旦那が来てくれました。着崩れないように、体にフィットした衣装を作ります。初発表会の人は、サリー型(スカートタイプ)、二回目以降はパジャマ型(ズボンタイプ)という決まりが…あるような、ないような…(笑)

みよさんによると、衣装は年々進化しているそうですよ!今年注文した方々は、Rama Styleと言う、ラーマ先生のこだわりの仕様(なはず)。丈短めの動きやすいものになりそうです(たぶん)。

バラタナティヤムの衣装はアクセサリーもたくさん付けます。髪飾り、ネックレス、ベルト、バングルなど…

これらは、専門に扱っている個人の方から購入しています。今年も必要な数をお願いして取り寄せてもらっています。

ほかは細々とした、ヘアピン、安全ピン、そしてアクセサリーを髪に留めるための黒い糸!などを用意して、本番を迎えます。

今年はひさよちゃんが中心になって進めてくれています。
2/27 INAにて生地購入
3/3 テーラー採寸、発注
3/10 アクセサリー購入、取り寄せ注文
なんて段取りの良い!ひさよちゃん、ありがとう!

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日本でバラタナティヤムを続ける方へ

みよさんから以下の情報をいただきましたので、お伝えいたします:

「東京方面の方へ、です。
グルジーのお弟子さんで、現在ラクナウにいらっしゃるギャネンドラ先生が、2007年から2009年までの3年間、東京インド大使館の先生をされていた時の一番のお弟子さんが、下記、黒川妙子さんです。彼女はお人柄が素晴らしい。
http://nrithyanjali.info/
ただ、NRITYANJALIさんの活動は7割がタッパアッタムをはじめとするタミル民族舞踊、3割がバラタの練習です。
とても楽しめるおどりをやられていますが、バラタだけをちゃんと続けたいのであれば、黒川さんのお知り合いの山元彩子さんが、ほんとうに熱心な方でおすすめです。
http://lakshana-japan.com/

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